日々の泡々 主に高橋大輔、フィギュアスケート毒舌日記、あるいはヲタの欲目、またはあらゆるダンス歴15年による


by yu-ri
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フィギュアスケート今期まとめ 其の四【バンクーバー 高橋大輔FS】

 さて、日にち空いてしまいましたが、フリーです。
何せ、プロトコルを保存してなかったもんだから慌て
たわ〜、公式のはもう見れないし。お陰で、基礎点と
かGOEとかDGとか照らし合わせと計算に頭使ったわ〜
少しは賢くなったかしらw

 前は、「ガラスのエース」から、やっとジャンプが安
定して来て、1プロでクワド2回成功させ世界ランキング
1位に!!ドキドキしないで見れる様になった矢先の怪我
だったので、またドキドキに戻ってしまった訳ですが、
前と違うのは見る側的に「まあ怪我上がりだし、まった
り見守りましょうか」的な気持ちもありーの、やはり怪
我のお陰か「転倒も計算された挑戦」と言う前向きな強
みもありーの、またいつの間にか「ただのガラス」が
「防弾ガラス」に変化していたのは驚くばかりでした。
 兎に角、フィギュアで同じ怪我をして復帰した選手は
いないと言う、正に前例の無い復活劇、しかも驚くべき
短期間に、驚くべき成果を上げたのですから、ここから
奇蹟は続いていたと言うべきでしょう。
しかし、奇蹟は神の力では無く、本人の驚異的な努力と
サポートスタッフと医学の進歩のお陰であった訳です。
 「真っすぐ立っていられるのが不思議なくらい身体の
バランスが崩れていた。」と言う話です、これもそれも
股関節が硬いまま難易度の高い技をこなしていたため膝
を痛めただけでなく足首も危なかった、やはり何らかの
動きをした場合、つま先の向きと膝の向きがズレている
と言うのは地味に危ないんです。
特に、人並み以上の動きをするアスリートには。
 しかし、あの「硬さ」があったからこそ、あれだけの
速いステップが踏めたのだと理学療法士の吉田氏は言い
ます。
「身体は硬くても氷上ではそう見えない、そこにセンス
がある。」
これはわかる、私も最初は大ちゃんて身体が柔らかいの
かと思ってたんですよ、本人がコンプレックスを保つ程
硬いと聞いてびっくりした覚えがあります。

 と、言う訳で、いつも冒頭のつまづく所で「ああ!び
っくりした!本当につまづいたのかと思った!!」と言
うのはうちの母です。
いい加減見慣れろ、母よw
 まあ、最初の4Tは見事な転倒でございました、ありが
とうございました。
4T< 4.00−2.60です、4Tが成功していれば基礎点が
9.80あるんですが、ここでは回転不足で3Tと判断された
上に転倒です、悲しい。なので3Tの基礎点の4.00からG
OEマイナス、その上転倒で-1です。
「しかし、まだここからです!」と言う本田君の言葉に愛
情を感じますよ、ありがたいですね。 
d0052679_3283372.jpg

 その次の3A+2Tは流石、本当に3Aは見ていて安定感
があり、美しいです。基礎点9.50+GOE1.60。
 スケーティングや腕の使い方の美しさはもう見惚れるば
かり、基本的に日本人選手はスケーティングが綺麗です。
 競技は明るいので映像ではわかりにくいですが、EXで
証明の落された演技を見ていますと、大ちゃんにしろ真央
ちゃんにしろ、あれだけのスケーティングをしながら氷の
飛しょうが非常に少ないのがよくわかります。
 しかし、腕、指先の使い方となると、美しさで群を抜い
ているのはやはり大ちゃんですよ。
 で、続く3Loも問題は無く、基礎点5.00にGOEが0.40
付いています、流れも非常に美しい。
FCSSp=チェンジフットのフライングシットスピンはこの
時点でLv4が取れてますね、安定感があります。3.00+0.
40。
 ここからはちょっと3枚目的なコミカルな動きが続きま
す。本人もやはりコミカルな動きは難しいと言っていまし
た、中途半端は一番恥ずかしい。
確かにそうです、演技者にとって照れは最大の敵です。
「パスカーレが上手くてヘコんだ。」みたいな事言ってま
したが、どうですか、堂々たるもんですよ。これもよく考
えたら、今までの大ちゃんのプロには無い要素です。マイ
ムの上手さは別格。
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サーキュラーステップは流石のLv.4、基礎点の3.90にGOE
+6.10が付いています。
 しかし、その次の3F+3Tが着氷で乱れ、後半のトリプル
コンビネーションでxが付くもDG。どうも3-3コンビネーシ
ョンのセカンドジャンプがまだ十分戻り切らないですねえ。
 続く3S、単独トリプルは問題無く、基礎点4.50のx付きで
4.95+GOE1.00。
 3Aも問題無く基礎点8.20xで9.02+GOE1.80、美しさと
正確さで定評のある大ちゃんの3A、本人も好んで跳んでる
感じがしたので、てっきり得意なジャンプかと思ったら、案
外ご本人はそうは思ってない?
 絶対ウソだろー(笑)
 次の3Lzが良くわかんないんですけど、x付きですが、その
分減点されてるので、±0で基礎点分の6.00なんですよね、で
も何で減点されてんのかちょっとコレわからないな。確かに
大ちゃんにしては凄く出来の良いジャンプとは言えなかった
とは思うけど。この後の3Lz-2Tも同じだけ減点されてますね
ー、これは3連続のはずだったのが2連続になったからかな?
 どうもやはりジャンプでのミスがちょこちょこ積み重なっ
て響いてる感じですね、他要素、特にスピンは確かにかなり良
くなりました。
CCoSpフライングチェンジフットコンビネーションスピン、
長いよ(笑)これも復帰直後はバランスが崩れてヒヤヒヤしな
がら見てたもんですが、堂々のLv4、3.50+GOE0.90=4.40。
 そして、渾身のストレートラインステップ、これはねえ、も
うここまで来ると、泣けるか黙っちゃうかどっちかで、表現は
違えど、多くの人が「説明は必要無い」「理屈では無い」と言
う、「ただのスケート」がこれ程までに美しい。
 「演技している」と言うある意味での不自然さが全く無いん
です。
 こうなると得点等どうでも良いんですが、やはり気にはなる
ので見てみますと、何と言う事かこのストレートラインステッ
プはLv3判定なのでした。確かにちょっとタイミングが合って
無かった部分もありましたが、そういう事?取りこぼしなんか
は無かったですよね?
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 最後のコンビネーションチェンジフットスピンはLv2、まあ
これは仕方無いです、大きくバランス崩しちゃったからね。
 しかしやり切った、正に「たどり着いた。」と言っても良い
普通にスケートをやっていたのでは得られなかったあらゆるも
のを得たでしょう、その一つの集大成がここにありました。
 そしてもう一つ、終わりを見ながら「これはまた新しい課題
が見えたな〜」と思った所、やっぱりの現役続行、いや、これ
ではやめられないでしょう、むしろ、これからと言っても良い
くらいだと感じましたよ。怪我によって新しい可能性を得た、
荒川さんが「大ちゃんはスケートをやるために産まれて来た様
な子」と言ってましたが、正にそうだと感じます。

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by hiruko_draclu666 | 2010-04-29 03:36 | フィギュアスケート | Trackback